「VIX指数」の「MACD」はオルカンの買い時の参考になるか?

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「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」の買い場の判断について、「VIX指数」の「MACD」の動きと基準価額の動きの関連性を追ってみることにした。

オルカンの基準価額は2023年11月初旬から2023年の年末までに約8%上昇した。この期間の「VIX指数」の「MACD」は11月初旬にデッドクロスし、上昇傾向を示していた。(関連性が見られた。)

その後、2024年1月以降もオルカンの基準価額は上昇が続き、2024年1月初旬から3月下旬までに約16%上昇した。一方で、この期間の「VIX指数」の「MACD」は顕著なデッドクロス/ゴールデンクロスを示すことはなかった。(関連性は見られなかった。)

次に「VIX指数」の「MACD」が顕著なデッドクロス(上昇傾向の前兆)を示したのは2024年4月22日で、その後、5月29日にゴールデンクロス(下降傾向の前兆)となった。この期間のオルカンの基準価額は約8%上昇した。(関連性が見られた。)

「VIX指数」の「MACD」とオルカンの基準価額の関連性は、「VIX指数」の「MACD」が1.0以上(「VIX指数」は20以上)の状況でデッドクロスとなった場合に見られているようで、投資家が相場の先行きに強い警戒感を抱いていた状態が、明確に解消されたケースに限定されている(?)のかもしれない。

引き継ぎ、状況をウォッチし、知見を蓄積していくことにしたい。

※ 上のチャートではデッドクロスが3回見られるが、黄色で示した「VIX指数」の「MACD」が1.0以上(「VIX指数」は20以上)の状況の場合に、オルカンの基準価額と関連する可能性がある。

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