オルカンの基準価額を簡易的に概算する。

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「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」の購入の流れは、あらかじめ資金を証券会社のMRF(銀行でいう普通預金口座)に入金しておき、午後3時までに商品と金額を指定して発注→翌営業日の基準価額で約定→約1週間後に受け渡しとなる。

「安値で買いたいが、買い場がなく運用が進まない。」という状況の中、基準価額が300円以上大きく下げたタイミングでは、購入してみようかという気持ちになる。(発注日の翌日の基準価額で購入(約定)となるので、翌日はさらに下げることを願ってしまう。)

私の場合、基準価額の概算は、営業日の午前10時35分頃に「みんかぶ」のウェブサイトで公表される「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の推計基準価額と前日比を参考としており、S&P500の前日比×0.7をオルカンの前日比の概算値とみなしている。

例えば、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の推計基準価額が前日比+100円ならば、オルカンは+70円程度と概算している。

ドル円相場について触れておくと、おおよそ経験的にオルカンの基準価額は1円のドル高円安で+150円、1円のドル安円高で-150円と概算している。

初めてオルカンを購入した2023年3月の基準価額は16,200円/1ドル132円だったが、2024年6月には基準価額は25,200円/1ドル160円のドル高円安となった。

この間、オルカンの基準価額は9,000円上昇したが、ドル円相場の分は、150×(160-132)=4,200円程度と見込まれ、上昇分の約5割は為替相場が寄与していると推察する。

※ オルカンと同じく、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」をベンチマークとして運用している「iShares MSCI ACWI ETF」や「MUAM MAXIS World Equity (MSCI ACWI) ETF」とドル円の仲値でより確度高く計算している方もいる。

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