この夏は梅雨入りしたのに、6月中旬から猛暑日となった。早々にうんざりしているが、今日はコスパ良しの液体蚊取り、120日分で437円を買ったお話。キンエイクリエイトの製品である。良心的な価格で頑張る企業を応援したくなり、投稿することにした。

私は蚊に刺されやすく、子供の頃から家族4人のうち私だけ刺されることもしばしば。耳を刺されて「ダンボ耳」、まぶたを刺されて「お岩さん」、そんな夏を過ごしてきた。
ということで、蚊対策は私には重要で、蚊取り線香、蚊取りマットを使ってきたが、実家の遺品にアースノーマット本体があり、それを使ってみることにした。
ドラッグストアで詰め替えボトルを探すと結構な価格でびっくり。アース製薬(アースノーマット)、フマキラー(ベープリキッド)、大日本除虫菊(キンチョウリキッド)が大手で、アースノーマットがドラッグストアの陳列棚の好位置を広く占有していた。
こだわりの性分で違いを探したくなり、60日分×2個で価格や成分を比較したのが以下である。
メーカー | 製品名 | 価格(税込み) | 有効成分/濃度 |
アース製薬 | アースノーマット 60日分×2個 | 1,188円 | メトフルトリン 148.5mg/本 |
フマキラー | ベープリキッド 60日×2個 | 921円 | メトフルトリン 240mg/本 |
大日本除虫菊 | キンチョウリキッド 60日分×2個 | 1,031円 | メトフルトリン 0.33w/v%;148.5mg/本 |
有効成分はどれも同じだが、成分濃度はベープリキッドが高く、さらに価格も安く設定されているようである。
しかし、ここで問題が。私の手元にある本体はアースノーマットなのである。各製品の注意書きを読むと、どこも自社の詰め替えボトルには自社の蚊取り機本体を使うよう縛っている。そう、他社製品の互換性はないのだ。(本当か?販売戦略か?)
別系列のドラッグストアでも品揃え・価格はほぼ同じなのだが、ふと立ち寄ったドラッグセイムスの陳列棚の隅で地味に置かれていたのが、冒頭に紹介した「キンエイクリエイトの液体蚊取り」である。価格はなんと437円。


メーカー | 製品名 | 価格(税込み) | 有効成分 |
フマキラー | ベープリキッド 60日×2個 | 921円 | メトフルトリン 240mg/本 |
キンエイクリエイト | 蚊によく効く液体蚊とり 60日×2個 | 437円 | メトフルトリン 240mg/本 |
有効成分も濃度もベープリキッドと同じで価格は半額以下。ただし本体は見当たらないし、外箱に他社製品との互換性の表示もないので、その場で和歌山県有田郡のお客様相談室に電話してみた。
私「あの、ドラッグストアで御社の製品を見つけたのですが、専用の本体はあるのですか?」
女性オペレーター「大手の他社の本体で使用いただけます。」
私「アースノーマットの本体でも使えるのですか?」
女性オペレーター「はい、お使いいただけます。」
ということで、迷わずに即買いした。こういう良心的な価格で液体蚊取りを供給してくれる企業を応援したくなり、投稿することにした。
ちなみに和歌山県有田郡は江戸時代から除虫菊の栽培や蚊取り線香の製造が盛んな地域なのだそうです。
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