下落相場も底か?VIXのMACDがデッドクロス形成

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2月からドル安円高・株安で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」の含み益が大きく溶けたが、引き続き3月もトランプ大統領の関税引き上げ政策で株安が続き、含み益は減り続けている。

「VIX指数」も上昇し、先週は一時27まで上昇、その後少しずつ下降している。

オルカンの基準価額と「VIX指数」の「MACD」の関連性については、以下の2つの条件を満たす場合に上昇傾向の前兆となる可能性が高い。

  • 条件1:「VIX指数」の「MACD」が1.0以上の状況でデッドクロスを形成
  • 条件2:「VIX指数」は20以上の状況でデッドクロスを形成

チャートで示すと以下の黒い破線の楕円部分で、顕著なデッドクロスを形成した以降に基準価額が上昇する傾向になる。

※ 上のチャートではデッドクロスが3回見られるが、黄色で示した「VIX指数」の「MACD」が1.0以上(「VIX指数」は20以上)の状況の場合に、オルカンの基準価額と関連する可能性がある。

2025年3月14日午前の「VIX指数」の「MACD」は以下の状況であり、デッドクロスを形成した。(黒い太線部分)

  • 「VIX指数」の「MACD」は1.98 ;条件1を満たす。
  • 「VIX指数」は21.77 ;条件2を満たす。

今回のデッドクロスは2つの条件を満たしており、仮説が正しければ、ここから米国のS&P500は上昇すると見込まれ、相関するオルカンの基準価額も上昇することになる。

ということで、騙しのデッドクロス(すぐに反転してゴールデンクロスすること)の可能性もあるが、定期預金を解約して準備した待機資金で少しスポット購入することにした。

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