2024年8月の「日銀ショック」から1か月が過ぎ、下落前には戻ってはいないものの、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」の基準価額も徐々に持ち直している。
今般、「日銀ショック」の際の投資家の動向について、オルカンを含めて、アエラの記事にまとめられている。(以下が記事のリンク)
日経平均4451円暴落時に売られた・買われた株ランキング【eMAXIS Slimの解約率も出た】新NISA&特定口座
三菱UFJアセットマネジメントの情報では、下落前後のオルカン解約額を純資産総額に対する「率」で見ると0.59%、純流出額は0.22%であり、「8月5日の暴落でほとんどの人は売っていない」とのこと。
ネットやSNS界隈では、多くの人が狼狽売りするような情報が拡散されたが、実際は「ほとんどの人は売っていなかった」のである。
不安をあおる情報に惑わされなかった投資家が多かったのは、「ほったらかし投資術」を実践している人が多かったからだろうか。
繰り返しになるが頭に置きたいのは以下の記述である。
投資とは「持っていること;株式市場に参加していること」で、相場の上げ下げに一喜一憂せずにすべて付き合って保有し続けることである。
歴史的に株価のパフォーマンスが悪いというアノマリー(規則性)がある9月も後半となり、年末に向けた上昇相場に入るか、注視していきたい。
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