「ほったらかし投資術」とは一体?

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投資知識ゼロからスタートした52歳無職のオッサンの資産運用は、ロボアドバイザーを利用することで、以下の状況となった。

  • 金融商品:ロボアドバイザーによる海外ETF(株式、債券、金・銀、不動産)
  • 資産配分:株式投資信託が39%、債券投資信託が50%、その他(金・不動産)が11%
  • 運用手数料:評価額の1.1%(年利、税込み)、購入手数料:0円、売却手数料:0円
  • 利回り:年10%(2022年4月から2024年6月までの実績)

年10%の利回りは、コロナ後の経済の復調の恩恵が上乗せされた過大な実績であり、実際は年5%程度と見込まれる。

ここまでは投資知識ゼロの状態から矢継ぎ早に始めた運用であって、より最適な運用方法を知るため、資産運用の情報収集をしていると、ネット界隈では「S&P500が最強」という書き込みをしばしば見かけることがあった。

それがどういうことなのか調べる中で、2023年2月に「ほったらかし投資術」という本の存在を知り、Amazonの書評にあった「投資初心者のバイブル」との記載が気に留まり、読んでみることにした。

「ほったらかし投資術」は、「長期」「分散」「低コスト」を投資の原則として、「プロが考える最善の運用に大きく劣らず、できるだけ簡単に実行できる個人にとっての資産運用の方法、具体的にはインデックスファンドによる資産運用」を推奨する内容であった。

著者(山崎元氏、水瀬ケンイチ氏)は以下を推奨している。

  • 資産のうち、3か月から6か月分の生活資金を現金で保有する。
  • 残りの資産のうち、リスク資産として全世界株式のインデックス投資信託を購入する。
  • 無リスク資産を購入する場合は、個人向け国債変動金利型 10 年満期の購入又は銀行の預貯金(1,000万円以内)に預け入れる。

としており、ロボアドバイザーは推奨していなかった。

読み進めると、ロボアドバイザーは「ほったらかし投資術」の原則から外れているらしいことがわかった。

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