先日の投稿では、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」の買い場の判断について、「VIX指数」の「MACD」の動きと基準価額の動きの関連性を追ってみた。
オルカンの基準価額と「VIX指数」の「MACD」の関連性についての仮説は、以下の2つの条件を満たす場合が上昇傾向の前兆であるというものである。
- 条件1:「VIX指数」の「MACD」が1.0以上の状況でデッドクロスを形成
- 条件2:「VIX指数」は20以上の状況でデッドクロスを形成
チャートで示すと以下の黒い破線の楕円部分で、顕著なデッドクロスを形成した以降に基準価額が上昇する傾向になる。

※ 上のチャートではデッドクロスが3回見られるが、黄色で示した「VIX指数」の「MACD」が1.0以上(「VIX指数」は20以上)の状況の場合に、オルカンの基準価額と関連する可能性がある。
2024年8月13日午前の「VIX指数」の「MACD」は以下の状況であり、8月5日に「VIX指数」が一時60以上となって以降は徐々に低下し、デッドクロスを形成した。(赤い太線部分)

- 「VIX指数」の「MACD」は2.57 ;条件1を満たす。
- 「VIX指数」は20.71 ;条件2を満たす。
今回のデッドクロスは2つの条件を満たしており、仮説が正しければ、ここから米国のS&P500は上昇すると見込まれ、相関するオルカンの基準価額も上昇することになる。
ということで、ドル円相場の値動きは引き続き激しいものの、お試しでオルカンを200万円分スポット購入することにした。
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