2024年8月5日の「日銀ショック」で日経平均株価は過去最大の下落となり、続いて米国株式市場でも大きく下落した。
私が資産運用で利用している、ロボアドバイザー2社と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」にも大きく影響し、溶けた評価額は合計で1,270万円にまで拡大した。
その後、約2週間が過ぎたが、株式相場の動きは徐々に穏やかになっており、溶けた分も少し持ち直してきた。
8月16日現在のロボアドバイザー2社と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」の状況は以下である。
1 ウェルスナビ(ロボアドバイザー)
- 評価額の最大(7月10日):4,307,324円
- 評価額の最小(8月5日):1,893,438円、含み損益:-2,413,886円(7月10日から-56.0%)
- 8月18日の評価額:2,962,896円、含み損益:-1,320,341円(7月10日から-30.7%)
2 Theo(テオ)(ロボアドバイザー)
- 評価額の最大(7月11日):5,361,882円
- 評価額の最小(8月5日):2,613,215円、含み損益:-2,748,667円(7月11日から-51.3%)
- 8月18日の評価額:3,471,504円、含み損益:-1,890,378円(7月11日から-35.3%)
3 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(インデックスファンド)
- 評価額の最大(7月11日):11,900,291円
- 評価額の最小(8月5日):4,307,808円、含み損益:-7,592,483円(7月11日から-63.8%)
- 8月18日の評価額:7,438,450円、含み損益:-4,461,841円(7月11日から-37.5%)
「日銀ショック」の直後、含み損益はトータルで-1,270万円となったが、8月18現在では-760万円まで戻してきた。
まだ「半値戻し」の手前ではあり、半値が壁となって二番底に向かう可能性はあるが、とりあえずはバイアンドホールドの継続し、さらに「VIX指数」の「MACD」の動きを見ながらオルカンを追加購入したことは、下落相場を凌ぐ一定の胆力・握力が自分に備わったと言えるのかもしれない。
動揺してもおかしくない状況でも、落ち着いていられたのは2つある。ひとつが「含み益バリア」、もうひとつが「キャッシュポジションに余裕があった」であり、自分のリスク許容度の範囲内で資産運用を継続するための目安としてよく記憶しておきたいと思う。
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