ラジオは、私の生活の中で長く寄り添ってきた相棒です。
昭和40年代生まれの私が子どもの頃、テレビは一家に一台が当たり前の時代でしたが、ラジオは一人一台。家のどこにいてもラジオが鳴っていて、車の中も台所も、家族の日常にはいつも音がありました。
スマートフォンもインターネットもない時代。
自分の部屋での楽しみといえば、カセット・レコード・CDなどの音楽、そしてラジオ番組。
ヒット曲のカウントダウンをチェックしたり、好きなミュージシャンや芸人の番組を聴いて翌日友達と盛り上がったり…そんな日常をよく覚えています。
社会人になった後も、目覚まし代わりのタイマーラジオ、通勤電車やドライブでのBGMとして、ラジオはずっと身近な存在でした。今も自室や移動中、ランニング中、そして湯船でもラジオを楽しんでいます。
そして、リサイクルショップやフリマサイトで手頃なラジオを見つけるとつい買ってしまうことも。
コレクションというほどではありませんが、現在の手持ちラジオを紹介します。

■ポケットラジオ(アナログ)

◎AudioComm AM/FM ポケットラジオ RAD-F120N(左)
ハードオフで約300円。2008年製。
アナログテレビの音声帯域を使うタイプで、現在はワイドFMが受信できます。
ダイヤル式の操作性はやや難ありですが、アナログ機らしく電池が長持ち。(FM+イヤホンで約50時間)
枕元でNHKラジオ第一専用のサブ機として活躍中。
小型スピーカーで高音寄りの音質です。
◎AudioComm AM/FM ポケットラジオ RAD-P124N(右)
フリマサイトで約700円。2019年製。
独立した電源スイッチが便利で購入。ワイドFM対応。
こちらもダイヤル式で操作はやや繊細ですが、電池の持ちは抜群。(FM+イヤホンで約125時間)
枕元のNHKラジオ第一専用メイン機。
音質は高音寄りです。
■ポケットラジオ(デジタル)

◎AudioComm AM/FM ポケットラジオ RAD-P300S(左)
フリマサイトで960円。2024年製。
ランニング用に使用し、濡れ対策としてジップロックに入れて運用。
先代より電池持ちが大幅改善(FM+イヤホンで約80時間)。
曜日で聴く局が違うため、プリセット機能がとても便利。
スピーカーは高音寄り。
◎AudioComm AM/FM ポケットラジオ RAD-P2229S(中)
フリマサイトで約500円。2021年製。
DSPラジオでこの価格は珍しく、衝動買いしました。
枕元のワイドFM専用メイン機No.2であり、ランニング用スーパーサブ機。(FM+イヤホンで約31時間)
感度不足を補うため、ロッドアンテナに針金を巻いて使用。
◎AudioComm AM/FM ポケットラジオ RAD-F300N(右)
フリマサイトで約1,100円。2024年製。
サブ機として購入しましたが、ストラップ内蔵アンテナの感度が良好で驚きました。
現在は枕元のワイドFM専用メイン機No.1。(FM+イヤホンで約30時間)
スピーカーは高音寄り。
■ポータブルラジオ

◎TOSHIBA FM/AM ステレオラジオ TY-SR66
フリマサイトで約2,200円。
PCのRadikoが重い時の専用ラジオとして購入。
CDラジオやラジカセは出物が多いものの、ラジオ専用&2電源対応のコンパクト機は希少。
未使用に近い美品で、サイズ・機能・価格のバランスがよく即決。
ポケットラジオより大きいスピーカーで、低音も出て落ち着いた音質です。
FMラジオ機能付きプロジェクションクロック

◎Shengshou FMラジオ機能付きプロジェクションクロック N8827
フリマサイトで約1,000円。
東芝のポータブルラジオと同時期にフリマサイトで発見。
未使用に近い美品と判断し、価格も安かったためAC電源で起動する卓上ラジオとして即決。
アンテナコードが付属し、意外と感度良く受信します。
スピーカーはポケットラジオなみで高音寄り。
■イヤホン専用ラジオ・ダイナモラジオ

◎National AMイヤホンレシーバーpepper R-3(左)
1980年代入手の昭和レトロ機。
35年以上経っても故障なく現役。
枕元のNHKラジオ第一専用スーパーサブ機。
単4電池1本で約400時間稼働という驚異の省エネ。
◎山崎教育システム FMワンスピーカーダイナモラジオBluetooth YE-4450(右)
技術の授業で組み立てるラジオ。フリマサイトで約800円。
発電機能やスマホ充電に対応し、防災ラジオとして購入。
Bluetoothスピーカーとしても使えます。
ポケットラジオより少し大きいスピーカーで、低音もわずかに強め。
そのほか
湯船に浸かりながら、スマートフォンにインストールした「Radiko」で全国のラジオ番組を聴くのが日課になり、外出時はFMラジオ対応スマホ「AQUOS sense4」でもラジオを楽しんでいます。
また、地デジの10ch「J:COMテレビ」ではdデータ放送でAMラジオ(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送)を聴くことも可能です。
そう言えば、部屋のどこかに昭和レトロのラジオ付きカセットウォークマンWM-F15があったかもしれません。
無駄にラジオを持ちすぎ、という声はごもっともで弁解の余地はありません。
それでも熱は冷めず、次は TECSUN PL-660(AM/FM/SW/AIR対応) が気になっています。
お気に入りのラジオ番組の紹介はまた別の機会にしたいと思います。

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