新NISAでオルカン一択!つみたて投資枠と成長投資枠をどう使い分けたか【2024年実践レポート】

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2024年1月から始まった「新NISA制度」。非課税で投資できる上限が拡大し、つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)を活用できるようになりました。

SNSや投資系メディアでは「FANGプラスが熱い」「インド株が来る」といった情報が飛び交う中、私は迷わず 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」=オルカン に一本化しました。

この記事では、私がどのように新NISAを使い分けたか、そして実際に運用して感じたことをまとめます。

1.新NISAの基本と投資上限額を整理

2024年からスタートした新NISA制度では、非課税で投資できる上限が大幅に拡大しました。

区分年間上限額非課税保有限度額
つみたて投資枠年120万円最大600万円
成長投資枠年240万円最大1,200万円
合計年360万円最大1,800万円

この非課税枠の拡大により、「短期売買よりも長期・分散・積立の王道投資」がますます注目されています。

2.巷にあふれる“新NISAおすすめ”情報

新NISA開始直後は、さまざまな投資情報が出回りました。

  • 「FANG+指数のリターンが圧倒的に高い」
  • 「今後はインド経済の成長に期待」
  • 「コア&サテライト戦略で高リターンを狙う」

確かにどれも魅力的に見えますが、私は情報に流されず、「ほったらかし投資術」の原則を貫きました。

📘参考書籍:【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術(朝日新書)

3.私の新NISA運用方針:オルカン一本化

つみたて投資枠 → オルカンで毎月10万円積立

私は SMBC日興証券 で新NISA口座を開設しました。
同証券では、つみたて投資枠に月額上限があり、ボーナス月設定のような「年初一括投資」ができません。

そのため、毎月10万円ずつ「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を積み立てています。
「時間分散による長期積立」という制度の趣旨には合っていますが、正直もう少し柔軟な設定がほしいところです。

成長投資枠 → 様子見後に2月中旬に一括購入

成長投資枠については、1月初旬の「年初一括入金ラッシュ」で基準価額が一時的に上がると考え、当初は様子を見ていました。

しかし実際には基準価額はそのまま上昇を続け、結果的に2月中旬に 240万円分を一括購入。
今思えば「読み違い」でした。来年は初月から迷わず一括投資を選ぶ予定です。

4.来年に向けた学びと最適解

今回の経験を通じて感じたのは、新NISAでは迷わず年初一括投資が有利ということです。

理由は以下の3点:

  1. 年初に投資するほど、非課税運用期間が最大化できる。
  2. 「上がるかも」「下がるかも」と悩む時間がもったいない。
  3. 投資先を信じて“ほったらかし”にするのが、精神的にもラク。

今後も私は、つみたて投資枠も成長投資枠もオルカン一本で運用していくつもりです。

まとめ:迷ったらオルカン×長期×年初一括

  • 新NISAでは非課税枠が拡大し、長期投資のチャンスが広がった。
  • つみたて投資枠は月10万円の積立で堅実に。
  • 成長投資枠は、迷わず年初一括で投資効率を最大化。
  • 情報に振り回されず、オルカンで世界に広く分散投資。

これが私の2024年新NISA運用の結論です。

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