資産運用初心者が知っておくべき3つのポイント
資産運用を始めてみたものの、情報が多すぎて何を信じれば良いのか迷ってしまうこともあります。
ここでは、私が実際に経験したことから学んだ、投資初心者が押さえるべき3つのポイントを紹介します。
1.銀行窓口での資産運用相談は注意が必要
信託銀行の窓口で勧められた金融商品は、手数料が高く、銀行の利益が大きいものばかりでした。顧客にとってのメリットは少なく、生命保険の営業と同じで「販売成績が良い商品を買わせる」構造になっていると感じました。
資産運用を考える際には、銀行の勧める商品だけに頼らず、自分自身で情報を集めることが重要です。
2.利回りの相場感を養う
運用の基本として、利回りの相場感を知っておくことは必須です。例えば:
- ネット定期預金:最大年利0.5%
- 株式投資(投資信託):約5%
- 債券投資信託:約2%
- 不動産投資信託:約8%
SNSやネットで「高利回り」と謳われる情報は、ほとんどの場合、詐欺の可能性があります。
個人名義口座に資金を振り込む指示がある場合は、金融商品取引法違反のリスクも高いため、絶対に関わらないことが大切です。
3.ロボアドバイザーは積み立て運用に向く
私が試したロボアドバイザーでは、運用開始から1年間は評価額が増減しましたが、積み立てを続けることで比較的安定した収益を得ることができました。
ただし、最適な運用になっているかは疑わしく、情報収集と勉強を継続する必要があります。そして、この後「ほったらかし投資術」という資産運用方法に出会うことになります。
次のステップ:「ほったらかし投資術」との出会い
この本では、投資初心者でも「長期・分散・低コスト」の原則に従ってインデックスファンドで資産運用する方法が紹介されています。次回の記事では、具体的にどのように実践すれば良いのかを解説します。

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