2024年8月、私は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(通称:オルカン)を200万円分スポット購入しました。
今回の購入判断は、以前から検証していた「VIX指数のMACDと基準価額の動きとの関連性」に基づくものです。この記事では、私の仮説と実際のデータ、そして投資行動の背景を詳しく整理します。
VIX×MACDとオルカンの基準価額に関する仮説
私の立てた仮説は、以下の2つの条件がそろった場合に「オルカンの基準価額が上昇する兆し」となる、というものです。
- 条件①:「VIX指数のMACD」が1.0以上の状況でデッドクロスを形成
- 条件②:「VIX指数」が20以上の水準でデッドクロスを形成
過去のチャートを分析したところ、上記2条件を満たした際に、オルカンの基準価額が上昇に転じる傾向が見られました。
チャートで見るデッドクロスの発生と反応
以下のチャートに示すように、デッドクロスが3回観測されていますが、その中でも「MACDが1.0以上、VIXが20以上」の条件を満たした場面(黄色枠)は、オルカンの反転上昇とタイミングが一致しています。

- 2024年8月5日:VIXが一時60超え
- その後徐々に低下し、8月13日午前時点で以下の数値に:

| 指標 | 値 | 判定 |
|---|---|---|
| VIX指数のMACD | 2.57 | ✅ 条件1クリア |
| VIX指数 | 20.71 | ✅ 条件2クリア |
このため、仮説の検証としては、今回も買い場と判断できる局面と結論づけました。
ドル円相場の荒れは気になるが…200万円分をスポット購入
ドル円の値動きは依然として激しく、為替リスクは懸念材料ではあるものの、チャート分析に基づく仮説を信じて、オルカンを200万円分スポット購入しました。
今回は“お試し”的な買い増しではありますが、今後の値動きと仮説の精度を引き続き観察していきます。
結び
VIX指数とMACDを用いた「買い場」判断は、まだ確立された投資手法ではありませんが、自分なりのルールを持って投資判断を下すことで、感情に流されず行動できると感じています。
この仮説が今後も通用するかどうかを見守りつつ、適切なタイミングで追加投資やポジション調整を検討していきたいと思います。

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