【オルカンをスポット買い|2024年8月のVIX指数とMACDをもとに判断】
2024年8月13日、VIX指数のMACDがデッドクロスを形成し、短期的な上昇トレンドの兆しが現れました。これを受けて、私は「eMAXIS Slim 全世界株式(通称:オルカン)」をスポット購入することを決めました。
■ VIX指数のMACDに注目した理由
VIX指数は市場の「恐怖指数」とも呼ばれ、投資家心理を反映する重要な指標です。
2024年8月13日時点で、MACDがデッドクロスを形成し、VIX指数が底打ちして上昇傾向に転じる前兆が見られました。

これは「株式市場が一時的にリスクオフからリスクオンへと向かう可能性がある」と判断できる局面であり、割安感のあるタイミングとしてスポット購入を開始しました。

また、オルカンの基準価額は以下で8月6日を底に回復基調となっています。
■ オルカン購入の詳細(スポット買い記録)
以下の通り、4回にわたり「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」をスポットで購入しました。各回とも約200万円ずつの買い増しです。
- 8月13日:約定価額 24,074円
- 8月14日:約定価額 24,220円
- 8月15日:約定価額 24,841円
- 8月19日:約定価額 24,759円
これらのタイミングはいずれも、VIX指数のMACDがプラス圏にあり、なおかつ基準価額が直近の底値(8月6日:22,688円)から回復傾向にあることを確認して実行しました。
■ 8月20日時点:VIXのMACDが再びマイナスに
しかし、8月20日午前時点でVIX指数のMACDが再びマイナスに転じる動きが確認されました。これは、
- 一時的な買い圧力が落ち着きつつある
- 株価の反発が進み、「割安感」が薄れつつある
といった状況を示唆しています。
■ 今後の投資判断:一旦様子見へ
VIX指数とMACDの動きを総合的に判断し、今後の相場が再び調整に向かう可能性や、過熱感が出始めている点を考慮し、今回のスポット購入は一旦終了としました。
長期的には引き続き積立投資を継続しますが、相場の過渡期における「機を見て動く投資」の一環として、今回の売買を振り返っておきたいと思います。
■ まとめ:テクニカル指標を活用した現実的な投資判断
- VIX指数+MACDは、短期的な投資判断の補助ツールとして有効
- 安易な「ナンピン買い」ではなく、相場の反発兆候を根拠にスポット買い
- MACDが再びマイナスになったことで、慎重な姿勢に転換
無理をせず、冷静にマーケットの変化を見極めていく姿勢を忘れずにいたいものです。

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