ロボアドバイザー2社と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」の2025年4月末現在の運用状況をまとめる。
2025年4月期もトランプ政権の関税政策により株価・ドル円は乱高下した。
4月9日にオルカンは-102万円と初めて含み損となった。また、ウェルスナビは4月21日に+167万円にまで、Theo(テオ)は4月21日に+110万円にまで含み益が減少した。(一時期、トータルで約2,500万円まで膨らんだ含み益のうち2,320万円が溶けた。)
さすがに心中は穏やかでなかったが、「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術(朝日新書)」では評価額が半減する想定もあったので、こういう暴落とも付き合わないといけないことを実感した。
その後、4月末に向けては、政策の軌道修正(関税適用の猶予)で少し盛り返したが、厳しい状況には変わりはない。
1 ウェルスナビ(ロボアドバイザー)
- 購入時手数料:0円、売却時手数料:0円、運用手数料:時価評価額に対して年利1.1%
- 投資対象:ETF(海外株式、国内株式、海外債券、金、不動産)
- 資産配分:株式39%、債券50%、金・不動産11%(リスクレベル2の自動設定)
- 運用成績(2022年4月から2025年4月、37か月):円ベース+14.15%(年4.59%)、ドルベース+13.52%(年4.38%)
- 運用方針:月5万円の積み立てを継続する。(生活資金の不足分はここから切り崩していく。)
2 Theo(テオ)(ロボアドバイザー)
- 購入時手数料:0円、売却時手数料:0円、運用手数料:時価評価額に対して年利1.1%(運用額に応じた割引制度あり)
- 投資対象:ETF(海外株式、国内株式、海外債券、金・銀、不動産、その他)
- 資産配分:株式39%、債券44%、金・銀・不動産・その他17%(年齢と就業の有無で自動設定)
- 運用成績(2022年4月から2025年4月、37か月):円ベース+8.98%(年2.91%)、ドルベース+10.18%(年3.30%)
- 運用方針:月5万円の積み立てを継続する。
3 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(インデックスファンド)
- 購入時手数料:0円、売却時手数料:0円、運用手数料:純資産総額に対して年利0.05775%
- 投資対象:海外株式、国内株式
- ベンチマーク:MSCI ACWI
- 組み入れ銘柄:先進国23か国及び新興国24か国の大型株と中型株のうち、最も時価総額が大きい約3,000銘柄(経済発展の状況を踏まえて、好調な国の株式を加え、低調な国の株式を外す、インデックスを構成する銘柄の入れ替えが自動的に行われる。)
- 運用成績(2023年3月から2025年4月、25か月):円ベース+9.3%(年4.46%)
- 運用方針:余裕資金が尽きるまで購入を継続する。

入金額合計の赤色のバーが伸びている反面、時価評価額の緑色のバーが停滞しており、ここにも相場の厳しさが表れている。
トランプ政権が続く少なくとも4年後までは、厳しい状況が続くことを覚悟しているが、大きな下落にも狼狽せずに市場に居続けることを守っていきたいと思う。。
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