はじめに
トランプ新政権の発足(2025年1月)を控え、為替や株式市場の先行きに不確実性が強まっていると判断しました。その影響を見定めたうえで、NISAの成長投資枠を用いて「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー、通称オルカン)」を購入しました。
しかし、2月以降、ドル安・円高と米国株の下落が続き、これまでに購入したオルカンのトータルの含み益も現時点で200万円ほど減少しています。(もちろん、2025年分のNISA成長投資枠のオルカンは含み損になっています。)
私自身、こうした相場局面では買い増しのチャンスとも感じましたが、手元資金が十分でないため、資金を追加調達する方策を検討しました。
定期預金の解約判断:背景と理由
現在、私は2025年8月に満期を迎える3年ものの円定期預金(年利0.5%)を持っています。この定期を解約すれば、より柔軟に使える資金を確保でき、買い増しの余力となるためです。
預金を預けている金融機関に確認したところ、2年6か月経過後の中途解約に対する適用利率は、契約利率の90%程度とのこと(つまり0.45%程度)でした。
これを踏まえ、満期まで待つよりも、現時点で解約して流動性を高めた方が運用機会の損失を抑えられるという判断に至りました。
また、同じ金融機関では現在、3年定期の年利が1.4%と高まっており、金利環境が変化してきていることを実感する次第です
今後の戦略:投資タイミングを慎重に
定期預金を解約したことで、手元の戦略的な「待機資金」が整いました。今後は、VIX指数の MACD(移動平均収束拡散法) に注目しつつ、オルカンの買い増しタイミングを慎重に見極める予定です。
<参考>国内全銀行の定期預金金利

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