2024年7月の含み損はいくら?ロボアド&オルカン運用レポート

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2024年7月、私が運用しているロボアドバイザー2社とインデックスファンドの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)」は、円高・ドル安・株安の三重苦にさらされました。本記事では、含み益がどこまで目減りしたか、数字をもとに振り返りつつ「含み損を出さない/受け入れる」ための心構えも整理します。

1.運用状況の概要

2024年7月現在、私が実践している運用は以下の3本です:

  • ロボアドバイザー:WealthNavi(円ベース+19.0%、ドルベース+8.98%)
  • ロボアドバイザー:THEO(円ベース+16.9%、ドルベース+8.45%)
  • インデックスファンド:オルカン(円ベース+21.5%)
    (前回、4月時点の運用状況も報告しました。)

2.7月の相場環境:ドル安・円高・株安

ドル/円の動き

7月1日の仲値は1ドル = 161.23円。7月30日には1ドル = 154.08円となり、円高が進みました。

株式市場の動向

  • S&P500:7月16日=5,667.20 → 7月29日=5,463.54
  • TOPIX:7月10日=2,909.20 → 7月30日=2,754.45

円高・株安が重なって、保有資産の評価額に影響を及ぼしました。

3.含み益から含み損への目減り

7月11日時点の含み益を100とすると、7月30日時点では 72.5 と、1か月弱で 約27.5%目減り しました。
金額に換算すると「数百万円の含み益」が消えたことになります。
これまで“含み益バリア”のおかげで含み損に陥らずに済んできましたが、今回は大きな目減りを経験。投資の「上げ相場・下げ相場いずれも付き合っていく」重要性を痛感しました。

4.含み損が出ても慌てないための3ポイント

1.バイ&ホールドを継続する胆力を持つ
運用を長期視点で捉え「下がったから売る」「上がったから買う」という短期判断に惑わされない。

2.ドル円・為替リスクも視野に入れる
円高になれば、為替が有利だったときの評価益が縮む。運用対象・通貨を意識。

3.リスク許容度・投資目的を明確にしておく
含み益が減っても「想定内」「正常な上下の一部」と割り切るために、自分のゴール・時間軸を再確認。

5.今後の方針とまとめ

今回の下落を受けて、私は以下の方針を改めて確認しました:

  • 売らずに、継続的な買い増しも視野に。
  • 相場が良い時だけではなく、悪い時でも「ほったらかし投資術」を実践。
  • コンパクトに言えば、「上げても下げても付き合う投資」を心がける。

この1か月での目減りは痛かったですが、長期運用の中では想定内とも言えます。大切なのは 動じず運用を継続すること 。この経験を活かして、次の上昇サイクルに備えたいと思います。

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