今日は朝6時にゴンドラが動きます。土曜日ですが人はまばらです。八方アルペンラインの前売券は2,610円、入山届を提出して出発します。
リフトを乗り継ぎ、八方池山荘の登山口に到着です。ここから唐松岳を目指します。
八方池までは整備された木道の階段が続きます。
トイレを過ぎると、第二ケルンまで緩やかな登りです。
第三ケルンに向かわず、ルートを右に逸れ、八方池に向かいます。ここも木道の階段です。
八方池です。標高が上がり、天気は晴れています。白馬の山々が水面にも映ります。正面のキレットは不帰ノ嶮（かえらずのけん）です。
八方池を左回りに周回しました。白馬三山の鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳も水面に映ります。紅葉も始まっています。
ここから登山道が始まります。岩で足元が悪いですが、しばらくは緩やかに尾根を登ります。
登山道は尾根の左側に伸びています。尾根の左側からは五竜岳が見えます。
冬の積雪で谷側に曲がったダケカンバの中を歩き、扇雪渓の下まで来ました。
扇雪渓の上まで来ると森林限界を超えて、ハイマツ帯となります。丸山ケルンまであと一息です。
丸山ケルンまで来ました。およそ３分の２くらいだと思います。ここで不帰ノ嶮の左に目指す唐松岳が見えてきます。
緩やかなハイマツ帯の稜線を進み、再び尾根の左側にルートをとります。
ここまで危険な箇所はありませんが、唯一の10mの鎖場を渡ります。断崖ではないので、怖いと感じる高度ではありません。
ひとつひとつ谷を回り込みながら、緩やかに登って行きます。
唐松岳山頂山荘が見えてきました。
山荘前から唐松岳です。青空ではありませんが、五竜岳、立山、剱岳もよく見えます。
唐松岳2696mに登頂しました。山荘からは20分ほどでした。
五竜岳の雄々しい山容です。
不帰ノ嶮と白馬の峰々です。上級者向けルートであることがわかります。
右から剱岳、別山、真砂岳、立山（富士の折立、大汝山、雄山）です。
山荘上からの唐松岳です。こちらの角度の方が、不帰ノ嶮のキレットがよく見えます。
下山中、丸山ケルン手前のハイマツ帯でライチョウに会えました。すぐに隠れてしまい、待っていましたが、その後は出てきませんでした。
元気に大きくなって、再会する日を楽しみにしています。