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立山・雄山/大汝山−室堂・一の越、大走りコース

2014年9月1日に立山・雄山/大汝山に登りました。初の3000メートル峰、標高差600メートルです。

コースは室堂ターミナルから一の越経由で雄山山頂、縦走し大汝山と富士の折立から大走りを雷鳥沢へ下りるルートです。

コースタイム

信濃大町6:15→・・・室堂ターミナル9:00→一の越9:45→雄山山頂10:33→大汝山山頂11:00→富士の折立11:35→大走り分岐12:17→雷鳥沢キャンプ場13:17→室堂ターミナル14:30

画像集(画像をクリックすると撮影場所の地図が表示されます。)

室堂

平日なのでアルペンルートも混んではいません。信濃大町を6時過ぎに出発し、9時前に室堂に到着です。

室堂平

室堂平は天空のお花畑です。シーズンは終わりですが、ヨツバシオガマやチングルマが咲いています。

登山道

一の越までは石敷きの整備された緩やかな登山道が続きます。途中、雪渓を渡るところがあります。

一の越

標高2700メートル、一の越まで来ました。ここから雄山までは岩場の急登です。山頂まで厳しい登りを覚悟します。

一の越

登ってきたルートです。室堂平はガスで霞んできました。です。

東一の越

一の越山荘裏手から東一の越です。黒部平まで下ることができます。

厳しい登り

急登の岩場で足場も悪く、息が切れます。動悸を感じたら息を整え、高山病に注意します。

雄山山頂

雄山山頂まで登りました。思ったよりもきつかったです。無理せずペースはゆっくりとが大切です。

雄山山頂

ピークには立山神社の奥宮があります。宮司さんが祈祷のため奥宮に向かっています。

大汝小屋

社務所脇から縦走ルートを進みます。3000メートルの稜線歩きを満喫します。程なく大汝小屋に到着です。

大汝山山頂

大汝小屋から少し登ると最高峰の大汝山3015メートルです。残念ながら視界不良で何も見えません。

内蔵助カール

富士の折立を経て、下り入ります。右側に残雪の内蔵助カールが見えてきます。

大走り

真砂岳との分岐を左に大走りを下ります。ガレ場の長い下りが続き、膝への負担を感じます。

大走り

大走りはとにかく長い下りです。結構下ったと思いましたが、先は長いです。

長い登り

ようやく雷鳥沢まで下りてきました。左のピークが雄山、右のピークが浄土山です。

地獄谷

雷鳥沢から室堂平に登り返します。地獄谷の荒涼とした風景です。

血の池

疲れた脚に200メートルの登り返しが堪えます。みくりが池まで来るとゴールはすぐそこです。

感想

3000メートルの山に登ってみたいと思っていました。

雄山は数少ない日帰りで登れる3000メートル峰です。

去年は室堂から室堂山ルートで龍王岳まで登りました。カジュアルシューズ、ハイペースで少々無茶し、頭が痛くなりました。

一の越から雄山を目指すのであれば、靴もストックもそれなりの装備が必要です。

一の越からの登りでは、ペースが速いと息切れと動悸を感じます。高山病の予兆ですので、ペースを落として息を整えます。

山頂からの絶景を拝めれば最高ですが、そうでなくても3000メートルに自らの脚でたどり着いた感慨は大きいです。

自分のペースで無理をしなければ、特に危険な場所はありません。

体力に余裕がない方は、大汝山で折り返した方が無難です。大走りの長い下りは結構脚にきます。

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