ブラステルカードを手に入れる。
ブラステルカードをコンビニで手に入れれば、氏名や住所などの個人情報の入力も不要です。
ファミリーマート、サークルＫサンクス、ミニストップに行き、店員さんに「ブラステルカードはありますか？」と聞きましょう。
店員さんも知らない可能性が高いので、スマホでこのページのブラステルカードの画像を見せるとよいと思います。
ファミリーマートでは、ファミポートのラックに入っていました。
（大きさはクレジットカードの入会案内の縦長パンフレットよりふたまわり小さめです。）
ブラステルカードを手に入れたら、裏面のスクラッチをコインでこすり、アクセスコードとパスワードを確認します。
（アクセスコードとパスワードは、ブラステルの登録とIP電話アダプタの設定で使用します。）
ブラステルの050電話番号の手に入れる。
ブラステルのWEBサイトからログインをクリックすると、新しい画面が開きます。
http://www.brastel.com/Pages/jpn/home/
ブラステルカード裏面のアクセスコードとPIN番号を手入力し、ログインをクリックします。
新しい画面が開くので、同意については後回しにして、左側のSIPアカウントをクリックします。
続いて、ショートメール（SMS）を受信できるスマホ／携帯電話の番号を手入力します。
さらに、認証コードを送るをクリックします。
ショートメールを受信したら、本文にある認証コード（英数字４個）を手入力し、Enterキーを叩きます。
（クリックでなく、Enterキーを叩いてください。）
左側のSIPアカウントをクリックすると、050の電話番号が表示されます。
これで新しい電話番号を取得できました。
IP電話アダプタGrandstream HT502を購入する。
HT502とネット検索すると、販売店のページがヒットしますので、ここで購入します。
（最新モデルのGrandstreamHT801/HT802/HT814、HT503やルーター機能が付いてないGrandstream HT701/HT702/HT703/HT704などでも特に問題はないと思います。）
【Grandstream アナログ変換器】HandyTone 801（HT801）
Grandstream HT502の接続、設定をする。
Grandstream HT502のWANポートを有効にする。
Grandstream HT502のWANポートは、出荷時の設定で無効（通信できない設定）になっています。
まず、有効（通信できる設定）に変更します。
- インターネットが接続された状況で、以下のように、PCとGrandstream HT502をネットワーク接続します。
PC ―（LANケーブル）― ハブ／ルーター ―（LANケーブル）― Grandstream HT502のWANポート │（LANケーブル） インターネット - PHONE1に電話機からのモジュラーコードを接続します。
- Grandstream HT502にACアダプター取り付け、コンセントに差します。
- 受話器を上げ、「＊→＊→＊」を押します。
- “Enter a Menu Option（メニューオプションを入力してください。）”と応答がありますので、「１→２」を押します。
- “WAN Port Web Access Disable（WANポートは使用不可です。）”と応答があります。
- 続いて「９」を押します。
- “WAN Port Web Access Enable（WANポートは使用可能です。）”と応答があります。
これでWANポートが有効になりました。受話器を置きます。
- インターネットが接続された状況で、以下のように、PCとGrandstream HT502をネットワーク接続します。
Grandstream HT502のIPアドレスを確認する。
- 受話器を上げ、「＊→＊→＊」を押します。
- “Enter a Menu Option（メニューオプションを選んでください。）”と応答がありますので、「０→２」を押します。
- “IP Address. 192 dot 168 dot X dot Y”と応答がありますので、XとYをメモします。
（聞き取れない場合は、受話器を置き、もう一度「＊→＊→＊→０→２」を押します。）
- 受話器を置きます。
PCからGrandstream HT502の設定をする。
- PCのブラウザ（IE、FireFoxなど）を立ち上げます。
- URLの表示ウインドウに、「http://192.168.1.2」と手入力し、Enterキーを叩きます。
- Grandstream HT502の設定画面（英語）が表示されます。
（表示されない場合は、WANポートが無効になっている可能性がありますので、（１）に戻ってWANポートが有効になっているか、確認しましょう。）
（Grandstream HT502のLANポートにつなぎ直すと表示される場合があります。）
- ログイン画面がでてきますので、初期パスワードの「admin」を手入力し、Loginをクリックします。
- BASIC SETTINGのタブをクリックします。
- Time Zoneは「GMT+9:00 (Japan,Korea,Yakutsk)」をプルダウンから選びます。
- 一番下のUpdateをクリックし、続いてApplyをクリックします。
- ADVANCED SETTINGSのタブをクリックします。
- Firmware Upgrade and Provisioning:のAutomatic Upgrade: は「Always Skip the Firmware Check」を選択します。
（ファームウエアの更新により動作が不安定になることがあるため、自動更新しない設定をおすすめします。）
- Call Progress Tonesで発信音などを変更します。（太字をコピー＆ペーストしてください。）
System Ring Cadence : c=2000/4000; → c=1000/2000; Dial Tone : f1=350@-13,f2=440@-13,c=0/0; → f1=400@-19,c=0/0; Ringback Tone : f1=440@-19,f2=480@-19,c=2000/4000; → f1=400@-19,f2=385@-20,c=1000/2000; Busy Tone : f1=480@-24,f2=620@-24,c=500/500; → f1=400@-19,c=500/500; Reorder Tone : f1=480@-24,f2=620@-24,c=250/250; → f1=480@-19,f2=620@-19,c=1500/1500; Confirmation Tone : f1=350@-11,f2=440@-11,c=100/100-100/100-100/100; → f1=600@-16,c=250/250; - NTP Serverに「ntp.nict.jp」と入力します。（「」内の太字をコピー＆ペーストしてください。）
- 一番下のApplyをクリックします。
- FXS PORT1のタブをクリックします。
- Account Activeが“Yes”であることを確認します。
- Primary SIP Serverに次のアドレスを入力します。
「softphone.spc.brastel.ne.jp」（「」内の太字をコピー＆ペーストしてください。）
- Outbound Proxyに次のアドレスを入力します。
「softphone.spc.brastel.ne.jp」（「」内の太字をコピー＆ペーストしてください。）
- NAT Traversalは「Keep-Alive」を選びます。
- SIP User IDにユーザIDを入力します。
ユーザーID（数字８ケタ、ブラステルカード裏面のアクセスコードのUserIDの数字８ケタです。）
- Authenticate Passwordにパスワードを手入力します。
パスワード（英数字８個、ブラステルカード裏面のパスワードの英数字８個です。）
- Preferred DTMF methodのPriority1は「In-audio」をプルダウンから選びます。
- Priority2は「RFC2833」、Priority3は「In-audio」をプルダウンから選びます。
- Disable Call-Waitingは「Yes」を選びます。
- SUBSCRIBE for MWIは「Yes, send periodical SUBSCRIBE for Message Waiting Indication」を選びます。
- Preferred Vocoderのchice 1:は「PCMU」をプルダウンから選びます。
- chice 2:は「PCMA」、chice 3:は「PCMU」、chice 4:は「PCMU」、chice 5:は「PCMU」、chice 6:は「PCMU」をプルダウンから選びます。
- SLIC Settingは「Japan」をプルダウンから選びます。
- Caller ID Schemeは「NTT Japan」をプルダウンから選びます。
- Gain: TXは「+2dB」を選びます。（会話の大きさが大きくなります。適宜、調整できます。）
最後に一番下のApplyをクリックします。
これで設定は終了です。
最後に一番下のrebootをクリックし、再起動させます。
再起動後に、携帯電話／スマホから050番号に電話してみましょう。
（ここではHT502のIPアドレスを192.168.1.2として説明します。）
Grandstream HT502のセキュリティの設定をする。
初期パスワードのままでは、外部から操作されてしまう可能性があるので、設定を変更しましょう。
Grandstream HT502の管理画面の初期パスワードを変更する。
- BASIC SETTINGのタブをクリックします。
- 「End User Password」を新しいパスワードに変更します。
- 一番下のUpdateをクリックし、続いてApplyをクリックします。
- Advanced Settingsのタブをクリックします。
- 「Admin Password」を新しいパスワードに変更します。
- 一番下のApplyをクリックします。
Grandstream HT502の管理画面のポート番号を変更し、Telnetサーバを無効化する。
- BASIC SETTINGのタブをクリックします。
- 「Web Port」をデフォルトの“80”から、別の番号を手入力し、変更します。
- 「Telnet Server」は“No”に変更します。
- 一番下のUpdateをクリックし、続いてApplyをクリックします。
Grandstream HT502の管理画面のSIP／RTPポート番号を変更します。
- FXS PORT1のタブをクリックします。
- 「Local SIP port」をデフォルトの“5060”から、別の番号を手入力し、変更します。
- 「Local RTP port」をデフォルトの“5004”から、別の番号（“1024”より大きい番号）を手入力し、変更します。
- 一番下のApplyをクリックします。
Grandstream HT502のファームウェアを自動で更新するようにします。
- Advanced Settingsのタブをクリックします。
- 「Firmware Upgrade and Provisioning」の「Automatic Upgrade」をデフォルトの“No”から、“Yes, weekly on day”“1”に変更します。
- 一番下のApplyをクリックします。